太極拳の古式伝統拳

伝統拳とは

 伝統拳とは、太極拳を大きく分けると伝統拳と制定拳になり、その伝統拳と呼ばれている太極拳には、古くから伝わる伝統的な流派があり、主な伝統拳を挙げると次の5種類になります。

 

  1. 陳式太極拳
  2. 楊式太極拳
  3. 呉式太極拳
  4. 武式太極拳
  5. 孫式太極拳

陳式太極拳

 陳式太極拳は、陳家太極拳とも呼ばれ「Wikipedia百科事典」では、次のように記述されています。

 

陳式太極拳とは

-- Wikipedia百科事典より ---
河南省陳家溝の陳一族を中心に伝承されてきた武術で、全ての太極拳の源流とされています。陳式は、柔軟で緩やかな動きと、纏絲勁によって全身の勁を統一的に連動させて繰り出される豪快な震脚や発勁が特徴です。平円重視の大架式と立円重視の小架式の2つのスタイルが派生しています。大架式からは新架式が、新架式からは趙堡架式が派生しています。一般に広まったのは、20世紀に入り、陳氏17世・陳発科が北京で大架系統を教授してからと言われています。

 

少し難しく解説した陳家の太極拳の説明がありました。以下、抜粋 -------
陳家太極拳(ちんかたいきょくけん)は、陳氏太極拳とか陳式太極拳と称され、中国河南省陳家溝在住の陳氏一族を中心に伝承されている中国武術とされていていて、陳家太極拳は現在分派した全ての太極拳の源流であり、その動作は剛柔相済、快慢兼備を理想とし、太極拳に特徴的な柔軟さや緩やかな動作だけではなく、跳躍動作や震脚(全身を沈め、大地を強く足で踏む動作)など激しく剛猛な動作をも含んでいる。発勁(中国武術でいう全身を協調一致させて威力を発する技術)は太極拳の得意とする暗勁(大きな動作を伴わない発勁法)ばかりではなく、明勁(大きな動作を伴う発勁法)をも得意とし、纏絲勁(纏絲精・らせん状の捻りを伴った勁)によって全身の勁力を統一的に運用することが他派の太極拳に比べ特異である。
----- 以上

 

陳式太極拳は、一般的な太極拳のイメージからすると豪快な印象を持たれやすいですが、慢練(型をゆっくりと練習すること)や、高齢の達人の拳風は剛柔が相済され、和(か)式太極拳や楊式太極拳を連想させるかのように柔らかく緩やかな動きが特徴です。

 

陳式太極拳の特徴を捉えた表演動画

Taiji - Chen Style 陳氏一路83式(馬虹)

楊式太極拳

 以下、「Wikipedia百科事典」より抜粋し記事です。

 

楊式太極拳とは

-- 「Wikipedia百科事典」より --
 陳氏14世・陳長興の弟子である楊露禅が創始し、19世紀の北京において広く門弟に教授された。その後も、露禅の子・楊健侯、孫・楊澄甫と三代に渡って改良が加えられ、現在は澄甫が開発した大架式の套路が普及している。大架式の動作はのびのびとして柔らかく、発勁においては激しい動作を行わない。楊式太極拳の理論書としては、健侯の兄・楊班侯の記した『太極拳九訣』や、澄甫の記した『太極拳老譜三十二解』がある。制定拳の基となったことでも知られる。

 

楊式太極拳(ようしきたいきょくけん)とは、中国武術の一門派(流派)であり、伝統太極拳の中でも代表的一派である。

 

その起源は河南省陳家溝在住の武術家陳長興について陳家太極拳を学んだ楊露禅が、大成の後に独自の創意工夫を施して創始されたものといわれる。

 

露禅は実戦名手として「楊無敵」と讃えられ、その評判故に請われて清朝の王族、貴族の多くの者に教授した。その拳は非常に柔らかな動きで、「綿拳」あるいは「化拳」とも称されたと伝えられる。その後も露禅の子、孫と3代にわたって楊式は改変され、現在最も普及しているスタイルは露禅の孫、楊澄甫が伝えた大架式の套路(型)である。楊式太極拳の理論書としては、楊班侯伝の『太極拳九訣』や楊澄甫伝の『太極拳老譜三十二解』がある。

 

楊一族のみ、なぜあれほどの無敵の強さを誇ったかについては、元来楊一族のみ伝えられていた拳(緩急自在・剛強な拳風 )を家伝の秘拳とし秘密裏に練習・伝承し他には伝えなかった為、文人向けに伝えた軟弱な套路を他に伝える派のみが増えていったとする説がある。

 

楊式太極拳にも比較的素早く細密な動作を含む、楊家小架式及び楊家二路砲捶など特殊な套路が存在するが、最も普及した澄甫の大架式の動作はのびのびとして緩やかで、発勁は暗勁[1]で老若男女を問わず練習がし易く、最も広く行われている。
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正宗楊式太極拳動画

 健康法として有名な簡化二十四式太極拳などの制定太極拳はこの楊式を一番の土台として、各派の太極拳の要領をも加味して構成されている。

呉式太極拳

 以下、「Wikipedia百科事典」より抜粋し掲載しています。

 

呉式太極拳とは

呉式太極拳は、楊班侯に師事した呉全佑と、その子・呉鑑泉によって創始された。満州族のシュアイジャオに由来すると言われる前傾姿勢が特徴で、小架式の動作は緊密でまとまっている。系統によって歩距や架式の高さに違いが大きい。鑑泉が上海精武体育会で教授したため、中国国内だけでなく香港を中心として華僑の間にも普及している。

 

呉 鑑泉(ご かんせん、1870年 - 1942年)は、中国武術の呉式太極拳の開祖。全祐老架式太極拳の呉全佑の養子。 清国の支配階層であった満族の出身。原姓は呉福。原名は愛紳。字は鑑泉。辛亥革命時に「呉」姓に改姓した。 幼少より武術を好み、養父の技を受け継いだ。
---- 以上

 

呉式太極拳動画

呉式太極快拳、呉式太極拳の特徴がでているので掲載しています。

※何となくですが、一番実践向きのような?

武式太極拳

 以下、「Wikipedia百科事典」より抜粋し記事です。

 

武式太極拳とは

武式太極拳(ぶしきたいきょくけん)とは、太極拳の代表的な分派のひとつで中国の伝統的な武術の一種である。

 

その歴史は楊式太極拳の創始者であった、楊露禅の支援者であったとされる中国河北省永年の名家武一族の武禹襄が楊露禅に陳長興の拳法を学んだ後に、陳長興に直接指導を仰いだが叶わず、河南省陳家溝の隣村の趙堡鎮に住む陳清萍の趙堡架式を学び、これにさらに創意工夫を加えて成立した。

 

武禹襄は太極拳の理論化に多大な貢献したとされる。

 

一説によると「太極拳」という名称は、武禹襄の兄の武秋瀛が再発見したという王宗岳の太極拳譜(太極拳経)に由来するといわれる。武式は太極拳の精華と評され、厳密な身体の運用と実戦的側面を伝える門派である。しかし、武禹襄が親族にしか伝拳せず、その後も近年まで保守的で、伝承者はきわめて少ない。

 

北京に出向いて、後に孫禄堂に太極拳を教授したことで著名な?為真の一族が「太極拳の故郷」永年の地以外で武式太極拳を広めたため「?(かく)式」と呼ばれることもある。しかし?為真の一族は武式と呼ぶ。

 

以下、インタネットから記事を抜粋しています。※出所が判明していません。謝
 楊露禅の友人である武禹襄が露禅に陳家太極拳を学んだ後、陳清萍に弟子入りして本格的に陳家太極拳を修め、それに独自の理論を加えて創始した。著名な伝承者である?為真の姓をとって、?式太極拳と呼ばれることもある。親族にしか伝承されないなど近年まで保守的な姿勢をとっていたため、伝承者は極めて少ない。太極拳の名称の由来となったと言われる『太極拳譜』は、禹襄の兄・秋瀛が発見したと伝えられる。
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武式太極拳動画

武式太?拳46式??套路-李?明(漢字が表示されない?)

孫式太極拳

 以下、「Wikipedia百科事典」より抜粋し記事です。

 

孫式太極拳とは

 孫禄堂によって創始された。形意拳の歩法、八卦掌の身法、武式太極拳の手法が統合されている。開合によって動作を連関し、快速な活歩によって転換することから、開合活歩太極拳とも称される。

 

孫式太極拳動画

 

 以上、伝統拳の代表的な套路とその動画(you tube)を「Wikipedia百科事典」からの抜粋記事を掲載しいます。
調べていて気がついたのですが、制定拳である簡化太極拳が、この伝統拳から取り入れた事が、これではっきり判ったような気がしています。

 

 制定拳が、健康維持を目的として広くその役割を担っているのもうなずける内容ですが、伝統拳各々の良さも垣間見られると思います。太極拳の奥の深さが、更に増してきていて、今後も更に太極拳のマスターに心動かされています。
※簡化24式や48式、太極拳そして太極扇が、健康太極拳として知られていて長く受け継がれ行く中で、伝統拳まで習い、太極拳を深く理解するのでしょう。

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